ストレス対処

ストレスを感じやすい人の特徴と対処法

公認心理師・臨床心理士である「なかなか」が監修読了時間:16分

はじめに

「なんでこんなに疲れやすいんだろう?」

「周りの人は平気そうなのに、私だけストレスを感じている気がする」

「些細なことでイライラしてしまう自分が嫌だ」

こんな風に、自分だけがストレスに弱いと感じたこと、ありませんか?

実は、ストレスを感じやすい人には、共通の「特徴」があります。

そして、その特徴を理解すれば、「ストレスとの付き合い方」が変わります。

この記事では、32歳のアヤさんの体験を通して、ストレスを感じやすい人の特徴と、具体的な対処法を解説します。

第1章 アヤさんが抱えていた「ストレスの悪循環」

アヤさんは、IT企業でプロジェクトマネージャーとして働く32歳の女性です。仕事は順調なのに、いつも疲れている。

ある日、同僚から「アヤさん、最近疲れてない?大丈夫?」と声をかけられました。

アヤさんは、「大丈夫です」と答えましたが、心の中では…

「なんでこんなに疲れるんだろう?周りの人は平気そうなのに」

実は、アヤさんは無意識のうちに、「ストレスの悪循環」に陥っていました。

アヤさんの1日

  • 朝7時:「今日もミーティングがたくさんある。疲れそう…」(不安)
  • 午前中:ミーティングで、上司の顔色をずっと気にしている(緊張)
  • 昼休み:同僚とランチ。でも、会話に気を遣いすぎて疲れる(疲労)
  • 午後:メールの返信が遅れて、「怒られるかも」と不安になる(不安)
  • 夜:帰宅後も、「明日のプレゼン、うまくいくかな」と考え続ける(不眠)

アヤさんは、「常に緊張状態」でした。

そして、この緊張状態が、さらにストレスを生み出していたのです。

第2章 ストレスを感じやすい人の5つの特徴

カウンセリングで、アヤさんは「ストレスを感じやすい人の特徴」を知りました。

そして、自分が5つすべてに当てはまっていることに気づきました。

特徴① 完璧主義

「100点じゃなければ、意味がない」「ミスは絶対に許されない」

なぜストレスになるのか?

→ 常に「完璧」を目指すため、小さなミスでも自分を責める。リラックスできない。

アヤさんの例:「メールの誤字を見つけて、1日中落ち込んだ」

特徴② 他人の評価を気にしすぎる

「嫌われたくない」「良く思われたい」「周りの目が気になる」

なぜストレスになるのか?

→ 他人の顔色を常に気にするため、自分の気持ちを抑え込む。疲れが溜まる。

アヤさんの例:「ランチで、本当は和食が食べたかったのに、同僚に合わせてイタリアンを選んだ」

特徴③ 「NO」と言えない

「断ると嫌われる」「頼まれたら断れない」「自分が我慢すればいい」

なぜストレスになるのか?

→ 自分のキャパシティを超えても引き受けてしまう。過労になる。

アヤさんの例:「残業続きなのに、上司から追加の仕事を頼まれて、断れずに引き受けた」

特徴④ 考えすぎる(反芻思考)

「あのとき、ああ言えばよかった」「明日、うまくいくかな」「過去と未来のことばかり考える」

なぜストレスになるのか?

→ 頭の中が常に忙しい。リラックスできない。不眠になる。

アヤさんの例:「夜、ベッドに入っても、明日のプレゼンのことを考えて眠れない」

特徴⑤ 休むのが下手

「休むのは怠けている」「休日も仕事のことを考える」「リラックスの仕方が分からない」

なぜストレスになるのか?

→ 心と体が休まらない。疲労が蓄積する。

アヤさんの例:「休日も、仕事のメールをチェックしてしまう」

アヤさんは、この5つすべてに当てはまっていました。

「私がストレスを感じやすいのは、性格のせいじゃなくて、この5つの特徴のせいだったんだ」

続きは体験談で学ぶ

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監修者プロフィール

なかなか

公認心理師・臨床心理士。30〜50代女性のための心の処方箋を専門とする。職場の人間関係、夫婦関係、自己肯定感の低さに悩む女性たちに、心理学ベースのアプローチでサポートを行っている。