ある39歳の女性が"燃え尽き"から回復するまで
公認心理師監修|30〜50代女性のための心の処方箋 シリーズ第4弾
これは、39歳のサトミさん(仮名)の話です。
サトミさんは、ある朝、ベッドから起き上がれませんでした。
「もう何もしたくない」。そう思った瞬間、涙が止まらなくなりました。
会社に電話をかけ、「体調不良で休みます」と伝えました。でも、本当は体ではなく、心が動かなかったのです。
「私、壊れちゃったのかな」
カウンセリングで、サトミさんは「燃え尽き症候群の10のサイン」を見せられました。
サトミさんは10個中9個。でも「これが普通」だと思っていたのです。
会社の産業医と面談したとき、サトミさんはこう言われました。
「あなたは『燃え尽き』ているんじゃなくて、『燃やされ続けて』いるんです」
サトミさんは、その言葉にハッとしました。
産業医は続けました。
「燃え尽き症候群は、自分が燃え尽きるまで頑張った結果です。でもあなたの場合、周りがあなたを燃やし続けている。あなたは被害者なんです」
サトミさんは、その瞬間、涙が溢れそうになったと言います。
「私、悪くなかったんだ」
産業医は、サトミさんの職場環境を聴いていきました。
サトミさんの上司は、いつも「もっと頑張れ」と言っていました。
残業をしても「当たり前」。休日に連絡が来ても「すぐ対応して」。
褒められた記憶が、ほとんどないのです。
「私は、頑張っても報われない」
そう信じるようになっていたのです。
💡 ここから先が、本当に大切な内容です
サトミさんが回復した瞬間、産業医に言われた衝撃の一言、
そして「もう何もしたくない」から抜け出すための具体的な方法とは?